2009-11-22

マモンの祭司2 書評 金融崩壊後の世界

皆様、こんにちは。

ロベルト・ジーコ・ロッシです。

政治の本質 特別編です。

今回は、マモンの祭司−現代社会の支配者達に関係する本の書評を書きます。

http://yangkuma.blog81.fc2.com/blog-entry-31.html

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「金融崩壊後の世界」
著:安部芳裕、佐々木重人 共著
http://blog.fc2.com/goods/4286081419/yangkuma21210908

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安部芳裕氏は有名な「反ロスチャイルド同盟」の運営者です。

http://www.anti-rothschild.net/

佐々木重人氏は、総合商社に就職後、民主党から衆議院選挙に立候補するなど幅広い

活躍をされている方です。

そんな2人の共著は、当然の事ながら非常に面白い本に仕上がっています。

タイトルの金融崩壊後の世界とは、もちろんリーマンショックによる総額7京円

(7000兆円の10倍!)のデリバティブ金融市場の崩壊を指しています。

金融の世界、すなわちマモンの祭司達が支配する分野についての本です。

何か所か引用してみましょう。

○ 100年に一度の危機は、見方を変えれば100年に一度のチャンスでもあります。
  現在の金融システムの崩壊は、国際金融資本の支配する世界から脱却する
 千戴一遇のチャンスです。この機会に新しい金融システムを構築できれば、
  持続可能で、不安のない安定した社会、そして、かなり自由度の高い社会が
  できる可能性があります。
  P6(まえがき)より抜粋

○ これまでのようにお金をコントロールすることができなくなった国家は、銀行とある
  取引をおこないます。それは、政府がお金を必要とするとき、銀行はかならず供給
  する。
  その代り、中央銀行がお金を発行し管理する権利を得るという協定です。
  こうして銀行券は中央銀行のみが発行するという制度が誕生し、世界各国へ
  広まっていくことになります。
  P46(中央銀行制度の誕生)より抜粋

○ 今の金融システムの二大問題点というのは、金利と中央銀行とうのは間違い
  ないと思いますね。通貨発行権を中央銀行が独占しているということ自体が問題
  だと思います。
  今の社会の本当の虚構というのは、そもそもお金はすべて負債から生まれていて、
  何の正当性もなく金利というものがあるために、すべての富は通貨発行者のところに
  最終的には集まっていく仕組みであるということ。ある意味、金利というものが、おそらく
  人類史上最大の詐欺だということが一つ。あと、通貨発行権を持つ者は、実は経済を
  ほぼ100%コントロールできるということ。
  中央銀行が国から独立した存在でなければならないというのは、国家はいつ暴れだすか
  わからないリヴァイアサンであって、そこにそんな権利を持たせたら危険だという話に
  なるのだけれども、銀行家に任せることに危険性はないのかという話には何故かならない
  わけです。
  P98〜P99(金利というものが人類史上最大の詐欺)より抜粋

○ 政府ができる経済対策というのは大まかに言えば二つしかなくて、一つは雇用創出
   仕事を作ってそこにお金を渡す。もう一つは可処分所得を増やす。定額給付金のように
   お金をみんなに配って消費をしてもらう。
   可処分所得を増やす方に関しては、ベーシックインカムが一番適していると思います。
   ベーシックインカムとは、生活に最低限必要な所得を赤ん坊からお年寄りまですべての
   個人に無条件に支給するものです。
   P106〜P118(政府紙幣を発行し、社会に必要な事業を)より抜粋

○ 日本の農地というのは500万ヘクタール弱あって、一人当たりに換算すると4アール位
   だと思うのです。4アールの農地があれば実は飢えないのです。だから今休耕地に
   しているところを復活させて収穫の多い飼料米をつくれば、外国から飼料を輸入しなく
   てもやっていける。
   食糧自体がアメリカの植民地支配の道具の一つだから、そこで日本の食糧自給と
   いうのが戦後つぶされてしまったわけですよね。
   P119(土地を分け与え、食糧自給率アップを)より抜粋

○ 日本の環境技術、特に省エネ技術は他国の追随を許しませんし、今後世界が水不足
   に陥ることは確定的ですから、海水を濾過して淡水にする技術はのどから手が出るほど
   欲しいはずです。また、日本の電子部品用プリント基盤技術の輸出を止めれば、戦車も
   ミサイルも戦艦も戦闘機も動けなくなります。それから、小松製作所のパワーショベル
   やブルドーザーの輸出を止めれば地下資源の開発が困難になります。それから、
   原子力発電所の非破壊検査装置の輸出を止めると世界中の原子力発電所がメンテ
   ナンスできなくなり、電力不足に陥るし、核燃料のプルトニウムも産出できなくなります。
   こうした技術力を武器に、軍事力の廃絶に向けて交渉していければいいのですが。
   P177(戦争の抑止力となるのは思想と技術力)

「創世記〜思想こそが世界を造る」でも書きましたが、
http://yangkuma.blog81.fc2.com/blog-entry-35.html

ある思想からそれを実現させる為の力として諸制度(システム)が生み出されてくる訳で

新しい金融システムを構築する為には、新しい思想が必要です。

その思想としては、繰り返しになりますが、「敬天愛人」と「民富論」が次の時代の成長の

為のエネルギーを与える思想であると確信しています。

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「金融崩壊後の世界」
著:安部芳裕、佐々木重人 共著
http://blog.fc2.com/goods/4286081419/yangkuma21210908

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♪♪♪♪♪♪♪♪ ロベルト・ジーコ・ロッシの今回のお勧め  ♪♪♪♪♪♪♪♪

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オルタナティブ通信

http://alternativereport1.seesaa.net/

このブログは、とにかく、きれいごとを書きません。

非常にドライで現実的です。

又、世界の支配者層の血縁関係や人脈を丁寧に拾って記事にしているので、非常に参考に

なります。

世界の支配者層といえども、理念の為よりも血縁関係や仲間内の義で動く部分が非常に

大きいです。

世界の動向に関心ある方は、迷わず上記ブログへgo!

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♪♪♪♪♪♪♪♪ ロベルト・ジーコ・ロッシのビジョン  ♪♪♪♪♪♪♪♪

1 2018ワールドカップで日本が優勝する為に、2013年までにSWC戦略研究所を開設する。

2 2020年までにテニス 4大大会で日本人が優勝する為に、2013年までにSWC戦略研究所
 を開設する。

3 日本の食料自給率を100%以上にする為に、自家菜園を広げる。
  究極は、プランタンで米を栽培出来る技術を開発する。

4 2015年までに、平原綾香及びミーシャをプロデュースし「世界を歌う」CDを発売する。

5 歴史を学ぶ重要性を教育する。

6 2011年までに年収1億円クラブに入会する。
  2015年までに年収10億円クラブに入会する。

7 世界一、幸せな家庭を築いている

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今日も幸せで健康で豊かな生活をさせて頂きありがとうございます。
この明るく前向きな思考をこのブログに集う皆様とシェアします。

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2009-11-18

豊臣家よ 永遠なれ 歴史のif 義の男 石田三成編

皆様、こんばんは。

ロベルト・ジーコ・ロッシです。

政治の本質 第22回です。

ミーハーなロベルトは、「天地人」で小栗旬演じる石田三成に共感してしまいました。

彼の豊臣家への忠義に殉じた生き様は、私人として見れば評価します。

が、しかし、同時に豊臣家を滅ぼした責任者の筆頭は?と問われれば、

石田三成であると言わざるを得ません。

公人(政治指導者)として見れば、責任重大であり無能者としての誹りを受けても

やむを得ないでしょう。

私人と公人を同じ価値観(倫理)で測って評価してはいけません。

では、公人(政治指導者)として求められる価値観(倫理)は何でしょうか?

それは、結果責任です。

どんなに、良い動機で事を行い、生き様が立派であったとしても結果が伴わない公人は、

処断されなければいけません。

その意味で、石田三成と逆なのが徳川家康と言えるでしょう。

江戸時代、250年の戦乱のない安定した世を築き上げた徳川家康、謀略や約束を反故、

いちゃもんを付けて戦いを始めるなどやくざ顔負けの私人としては決して評価出来ない人物

ですが、公人としては最高級の高い評価を付けざるを得ません。

石田三成は、関ヶ原ではなく挙兵の時点で既に負けていたのだ。
by ロベルト・ジーコ・ロッシ

さて、義の男 石田三成は、大悪党 徳川家康に勝つ事は出来なかったのでしょうか?

そうではないとロベルトは、考えています。

まず、石田三成が徳川家康を打倒する為に挙兵した時点を振り返ってみましょう。

7月17日毛利輝元が大坂城西の丸に入城して、西軍の総大将に就任。ここに至って三成は

挙兵宣言を発した。

この頃家康は会津征伐のために江戸城に居たが、7月19日に一通の書状が家康に

届けられた。差出人は西軍首脳の一人である増田長盛であり、三成らが家康打倒の謀議を

行っているという内容であった。その後も長盛からの書状は届けられており、この時点で

長盛は東軍に内通をしている。シナリオ通りに進んでいることを知った家康であるが、

そのまま7月21日には江戸城を立ち、7月24日に下野小山に到着。ここで三成が挙兵し

伏見城攻撃を開始したことを鳥居元忠の使者によって知らされた。

家康は会津征伐に従軍した諸大名を招集し、翌25日に今後の方針について軍議を催した。

いわゆる「小山評定」である。家康にとって最大の問題は、東海道・東山道に所領を有する

豊臣恩顧の武将たちが、どのような態度をとるかであった。三成挙兵の報は彼らの耳にも

届いており、動揺するとともに判断に苦慮していた。そのため、家康の命を受けた黒田長政は

福島正則に秀頼には害が及ばないこと、三成が秀頼のためにならないことを説明し、東軍に

つく態度を鮮明にするよう説得した。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋

まず、挙兵したタイミングですが、家康打倒の謀議を行うのは良いとして少し早すぎたと言える

でしょう。

挙兵をするのであれば、実際に家康が会津の上杉軍と戦端を開いた後にすべきだった、

というのがロベルトの意見です。

家康軍が、10万の大軍だったとしても緒戦に於いては、戦国時代に勇名を誇った上杉軍が

打撃を与える可能性は十分に有りました。

緒戦で打撃を受けた後に三成挙兵の報を受けたならば、10万の大軍と言えども所詮は

烏合の衆、一致団結して上杉軍に相対せたかどうか。

この戦国時代、裏切り、寝返りは当たり前でだからこそ石田三成、上杉家、真田幸村の様に

忠義に殉じた行動が称賛される訳です。

となれば、家康軍が内部崩壊した可能性も石田三成が間者を使って家康の首を取ってくれば、

豊臣秀頼君が厚く処遇すると各武将に密書を配れば、有りました。

こうやって論じて来ると次の様な反論があるかもしれません。

家康は、上記の様な危険性を理解していたから実際に上杉軍と戦端を開く事はせずに、

石田三成の挙兵がない場合、近くまで進軍しながらも婚姻関係にあった伊達正宗を使って

上杉軍の後背を襲わせただろう。

う〜む。良い点を突いてますね。

10万の大軍の補給さえ解決出来たらロベルトもその手で上杉軍を攻めたでしょう。

な〜んだ。やっぱり、石田三成は、大悪党 徳川家康に勝てないんじゃん。

いえいえ。そんな事はありません。

挙兵をしなくても、徳川家康に勝てました。

家康が江戸城を立った後、豊臣秀頼を総大将として毛利輝元以下の軍が上杉軍征伐の

援軍として出陣するのです。

豊臣秀頼は、この年(1600年)に8歳ですがダブル(替え玉)を立てれば良いでしょう。

家康の味方として東海道を下る豊臣秀頼軍に対しては、如何な家康と言えども簡単に

弓を引けません。

まごまごして、豊臣秀頼軍が江戸城に入城してしまったらチェックメイト。

となると、上杉軍を急襲し、短期決戦で一気にけちらし、返す刀で豊臣秀頼軍を葬るしか

手はありません。

しかし、豊臣恩顧の武将たちが従わないから決戦の行方はどうなったでしょうか?

今回はここまでとしますが、家康が天下を取れずに秀頼が成長を遂げたらその後の日本は

どうなったでしょうか?

秀頼は名君の素質が有ったと思いますが、いかんせん実戦の経験がない彼に全国の武将

が、従ったかどうか。

又、戦国の世に戻って、覇気に溢れる伊達正宗が全国を統一し、明征服に乗り出したかも。

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今回は、歴史のifに挑戦したので歴史関係のブログを

黒田裕樹の歴史講座

http://rocky96.blog10.fc2.com/

正統派の歴史ブログです。

最新エントリーから引用します。

テレビ時代劇の「暴れん坊将軍」や、大河ドラマの主人公として有名な江戸幕府の8代将軍・

徳川吉宗(とくがわよしむね)。享保の改革(きょうほうのかいかく)を成しとげた名君として

知られている吉宗ですが、どんな政策にも光と影があるものです。

引用終了

最後の部分、どんな政策にも光と影があるものです。

これです。

歴史に限らず、政治も経済もこの複眼思考というか物事を決め付けるのではなく客観的に

見ようとする姿勢が非常に大事です。

是非、皆様 上記ブログにgo!

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1 2018ワールドカップで日本が優勝する為に、2013年までにSWC戦略研究所を開設する。

2 2020年までにテニス4大大会で日本人が優勝する為に、2013年までにSWC戦略研究所
 を開設する。

3 日本の食料自給率を100%以上にする為に、自家菜園を広げる。
  究極は、プランタンで米を栽培出来る技術を開発する。

4 2015年までに、平原綾香及びミーシャをプロデュースし「世界を歌う」CDを発売する。

5 歴史を学ぶ重要性を教育する。

6 2011年までに年収1億円クラブに入会する。
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2009-11-07

創世記〜思想こそが世界を造る

思想こそが世界を造るエネルギーである。
制度は思想から生み出された力なり。
by ロベルト・ジーコ・ロッシ

皆様、こんばんは。

ロベルト・ジーコ・ロッシです。

政治の本質 第21回です。

「創世記〜思想こそが世界を造る」

今回は、思想と制度の関係について皆様と一緒に考えていきたいと思います。

初めに思想ありき。

ある思想からそれを実現させる為の力として諸制度が生み出されてくる

という命題に反対される方は、いないと思います。

例としては、

17世紀半ばに、イギリスのジョン・ロックが著書『市民政府二論』やフランスのモンテスキュー

が著書『法の精神』などにおいて提唱した権力分立の思想が、立法・行政・司法という

三権分立という制度を生み出した。

だけで十分でしょう。

思想が制度を造るのですから、諸制度が社会的機能を果たせるかどうかを分けるのは、

ある思想が社会の発展に寄与出来るエネルギーを与え続けられるかどうかにかかってきます。

この事は、ある制度が社会的機能を当初の目的通りに果たせなくなって来た時に、原因は

制度疲労にあるとして制度改革を行うが、かえって悪化させた歴史的事例を考えると理解し

易いでしょう。

江戸時代は、戦国時代を終焉させた功績により徳川家を頂点とした武士が政治を行う事で

戦乱のない安定した社会を続けるのが正しいという思想で成り立っていました。

基本的には、社会的生産に寄与しない武士の経済的基盤である米経済が貨幣経済に浸食

されて来ると武士階級は困窮していきます。

安定した、固定化した変化を拒む思想が故に貨幣経済という変化に対応出来ずに、享保の

改革以降も社会の発展に寄与出来るエネルギーを与えられなかったといのが、ロベルトの

考えです。

では、いつまで思想は社会の発展に寄与出来るエネルギーを与え続けられるのでしょうか?

この点は、ロベルトが非常に尊敬する「ロシア政治経済ジャーナル」の北野 幸伯氏から引用

して説明しましょう。

引用開始

▼欧州は衰退期


世の中には○○主義とか○○理論とか○○神話などが山ほどありま
す。

しかし、たいていの主義・理論は、その普遍性が証明されません。


たとえばアメリカは、07年にサブプライム問題が起こるまで、「新自由
主義がベストだ!」と主張し、他国にそれを押しつけていました。

ところが、リーマンショック後は即座にケインズに転換し、新自由主義
のことなどすっかり忘れさっています。

世の中に絶対的主義・理論などあまりないのです。



そんな中で、もっとも普遍性があるのは、おそらく「ライフサイクル」。

要するに、国家にも人間と同様「生老病死」がある。

私は国家のライフサイクルを


1、混乱期(前のシステムからの移行期)

2、成長期(前期・後期がある)

3、成熟期

4、衰退期



にわけています。

これを使い私は、05年1月発売の「ボロボロになった覇権国家」
(詳細は→ http://tinyurl.com/dypky  )

の中で、来るべきアメリカの危機を予測しました。

また同著の中で、「中国のバブルははじけるが、危機を乗りこえ成長
を開始する」と予測しています。(123〜127p)

(中国のGDPは今年第3四半期、前年同期比8.9%増加)


「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」
(詳細は→ http://tinyurl.com/yro8r7  )

では、いくつかの理由をあげ、「ロシアが超大国に返り咲くことはあり
えない」と書いています。(106〜110p)

予想どおり、ロシアの危機は深刻で、中国との差は開くばかりです。



なぜ、各国の未来がわかるのかといえば、「ライフサイクル」の観点
から見ているから。

誰でも、国家のライフサイクルを見分ける簡単な方法があります。

「この国のピークはいつだろう?」と質問してみるのです。

そして、国力は「金力」(経済力)と「腕力」(軍事力)で見ます。


アメリカのピークは第2次大戦直後。

その後、上下しながら影響力が衰えている姿がはっきりわかるでしょう。

(例、アメリカは1970年代、「世界の工場」の地位を日本にうばわれた。
1980年代、世界最大の債務国家になった。
財政赤字・貿易赤字額が増えつづけている等々)


日本はどうでしょうか?

これはバブルだった80年代後半がピークでしょう。

今は、私が言わなくても、誰もが「成熟期・成熟期」といいます。


ロシアはどうでしょうか?

ロシア(ソ連)は、スターリンの時代にいわゆる高度成長を遂げました。

1929年からの世界恐慌に唯一影響されなかった大国。

ピークは、世界の3分の1を直接・間接に支配し、「アメリカに勝ってる
んちゃう?」といわれた70年代でしょう。

ですから、(歴史的ピークを過ぎた)ロシアが超大国に返り咲くことは
ないのです。

(例えば、この国は、人口が年間70万人づつ減少している)



中国はどうでしょうか?

この国の成長期は、トウ小平が改革をはじめた1978年から。

今回の危機で成長期の前期(しばしば二桁成長する)が終わり、成
長期の後期に入りました。

ピークに達するのは、おそらく2018〜2020年頃になるでしょう。





では、欧州のライフサイクルはどうなのでしょうか?

欧州は1500〜1900年代初めにかけて、約400年も世界を支配してき
ました。

その間覇権国家は、


スペイン → オランダ → イギリス


と移り変わっていきます。

覇権国家にチャレンジする国も


ポルトガル → フランス → ドイツ


と移り変わってきました。

欧州最後の覇権国イギリスの全盛期は、ビクトリア女王の19世紀
です。

20世紀になると、イギリスは衰退の一途をたどっていった。

その間、チャーチルさんやサッチャーさんなど偉大な首相も出ました
が、ライフサイクルは不可逆的。


ですから、EUがどんなに統合を深化させたとしても、しょせん衰退
期国家の集まりにすぎません。

一度覇権から転がり落ちた欧州が再び覇権に返り咲くことはありえ
ないのです。

ロシア政治経済ジャーナル No.615  2009/11/5号

【RPE】リスボン条約発効へ〜EUは覇権国家になれるか?

http://archive.mag2.com/0000012950/20091105214837000.html

引用終了

北野氏の予測的中率の高さは、このライフサイクル理論の切れ味が鋭いからですが、

先程の問い

「いつまで思想は社会の発展に寄与出来るエネルギーを与え続けられるのか?」に対する

答えは、ライフサイクル理論の成長期が終わり成熟期の前半部分のどこかになります。

「思想こそが世界を造るエネルギーである。」

混乱期の中で新しい思想からエネルギーをもらった世界は、成長を始めます。

世界が新たな成長をするに従い、より大きいエネルギーが必要になります。

エネルギーを元とする力が継続的に与えられない限り、世界の中で変化に対する抵抗が

生じる為に減速し始めます。

これが、混乱期→成長期→成熟期→衰退期というライフサイクルを起こす原因となります。

最後に、現在は、混迷・混乱の時代と言えるでしょう。

日本に於いては、バブル崩壊後の「失われた20年」、世界は「リーマンショック」以降の

不況から立ち直れていません。

新しい酒は、新しい革袋に入れるべきである。
by 福音書

マモンの祭司−現代社会の支配者達
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上記エントリーにも書きましたが、混迷・混乱の時代こそ新しい思想が必要です。

ロベルトは、人としてこの世に生まれてきた事を日々天に感謝すると共に自分及び他人を

愛する隣人愛を実践する「敬天愛人」と「民富論」が次の時代の成長の為のエネルギーを

与える思想であると確信しています。

蟹をお得にお取り寄せ 【かに本舗】


2009-11-01

民主党に告ぐ(上)〜21世紀、日本の発展を願って

皆様、こんにちは。

ロベルト・ジーコ・ロッシです。

政治の本質 第20回です。

民主党政権が樹立してから約2カ月が過ぎましたが、外交、財政、日本郵政、脱官僚主導と

マスコミ及びネットでも色々と議論が盛んですが今日はあまり話題にされない点について

論じてみましょう。

それは、年金、治水、農業です。

1 年金問題
年金記録問題が国会で議論されたのは2007年5月ですが、年金未納問題と併せて年金

制度の崩壊を防ぐ為に消費税率upを唱える論者が多いのは皆様もご存じでしょう。

では、なぜ2007年5月だったのか?

次の抜粋をご覧下さい。

しかし、住宅価格上昇率が2006年に入って以降急速に鈍化すると、予測されたことだが、

サブプライムローンの延滞率が目立って上昇を始めた。2006年末に住宅ローン全体の約

13%を占めるサブプライムローンにおいて利払いが3か月以上滞る延滞率が13%を超えた。

担保住宅処分後により8割は回収できるとされるが、その想定が甘いとの指摘もある

(日本経済新聞2007年3月19日による)。 (サブプライムローンを借りて、差し押さえになった

世帯の10〜20%は、頭金がなしで、利子を一度も払ったことがないとのこと。差し押さえまで

最短でも1年かかるために、一年間はただで住んだことになる。

[不動産経済ファンドレビュー2008/04/05参照])

このサブプライムローンについてはその担保信用保証が以前から問題になっていたが、

米国の格付け企業が中古住宅価格の上昇を前提に高い保証を与えて安心感を与えていた。

しかし、2007年夏頃から主に住宅ローン(狭義のサブプライムローン)返済の延滞率が上昇

しはじめ、とうとう住宅バブルがはじけた。

このことにより、2008年にはこの証券を組み入れて世界中に販売された金融商品の信用

保証までも完全に劣化してしまい、世界中の金融機関で信用収縮の連鎖がおこった。

CDSと並び、世界金融危機 (2007年-)発生の種をまいた。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 「サブプライムローン」項目から抜粋

すなわち、サブプライムローン問題が世間で騒がれる様になったのは、2007年夏ですが、

一部の人間には2006年末の時点でアメリカの住宅バブルが弾けて金融危機が生じるのは

予想出来た訳です。

年金制度とサブプライムローン問題とどういう関係があるんだよ?

大アリです。

2008年度年金資産、14兆円減=運用損でマイナス額最大−厚労省

厚生労働省は8月24日、公的年金(厚生年金と国民年金)の2008年度運用報告書を発表

した。同年度末の年金資産額は07年度末に比べ14兆8104億円減少し、123兆8381億円に

なった。世界同時不況の影響で株式などが急落し、市場運用分の損益が大幅赤字になった

ことが響いた。資産額の減少は3年連続で、マイナス幅は積立金の自主運用を開始した

01年度以降で過去最大になった。

年金資産のうち市場運用分の損益は9兆6146億円のマイナス。このほか年金給付のための

取り崩しにより、資産は15兆円近く減った。

(時事通信 2009年8月24日) 副島隆彦著「ドル亡き後の世界」P88より抜粋

分かりましたか?

年金制度が崩壊の危機に立っているのは、社会保険庁の怠慢のせいでも、年金未納者の

若者が増えているせいでもなく財務省と厚労省の運用失敗の為なのです。

年金記録問題は、夏以降に予想される金融危機による運用損を話題にしない為の意図的

リークの可能性が高いとロベルトは考えています。

そして、その損をカバーする為に、消費税upやむなしの方向に世論を誘導する。

この疑惑を明らかにして財務省と厚労省の運用失敗の責任者を逮捕して背任罪で起訴すれば

他の売国官僚も恐れをなして民主党が、唱える脱官僚主導は実現出来ます。

蟹をお得にお取り寄せ 【かに本舗】


2009-10-25

ビッグバン理論(仮説)への挑戦

皆様、こんばんは。

ロベルト・ジーコ・ロッシです。

政治や歴史に限らず、科学に関しても世間や学校で正しいとされている事柄について

疑ってかかり、自分の頭で考えてみる事は非常に重要です。

この度、副島隆彦氏がビッグバン理論(仮説)への果敢な挑戦を宣言されました。

http://soejima.to/

「副島隆彦の学問道場」内「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板 」
[1387]「理科系という宗教」、「アインシュタインという食わせ者のユダヤの大神官を創作した
戦後物理学の世界宗教化」というような本を出す私の意欲

ロベルトは、この挑戦を全面的に応援します。

ロベルトは、理論物理学を専攻しましたが、全ての学問は仮説です。論理的にいかにも

もっともらしいという程度であり、この世の真実や真理を表現してはいません。

是非、ユークリッド幾何学の平行線公理を否定した仮説から出発して非ユークリッド幾何学が

出来た様に科学及び論理学の進歩に結び付く仮説の確立を期待しています。

ちなみに、ビッグバン理論が支持される観測上のデータは

宇宙マイクロ波背景放射(cosmic microwave background(radiation); CMB、CMBR)とは、

天球上の全方向からほぼ等方的に観測されるマイクロ波である。

そのスペクトルは2.725Kの黒体放射に極めてよく一致している。

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋

です。このデータを定常宇宙論でも論理的にいかにももっともらしく説明出来る仮説を

組み立てられれば良いのです。

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